公開日 2019年04月15日(Mon)
本日は2年理数科でSRのオリエンテーションが
行われました。
理数科は2年生になると,グループに分かれて
週2時間,課題研究を行います。
それがSR「サイエンスリサーチ」の授業です。
今日は
ラボノートの書き方について説明がありました。
ラボノートとは,実験ノートのことです。
科学者の卵として,正しい実験ノートの取り方は
覚えておくべき必須事項です。
論文発表や特許など,
根拠を求められたとき,記録が曖昧だったり,
改竄が可能な書き方だったりすると,
一気に信頼性が失われます。
本来,大学などで学ぶ内容ではありますが,
本校はこれまで論文発表を行ってきた班や
特許取得に関わってきた班もあります。
そのため,
正しい実験ノートの取り方の指導についても
力を入れています。
基本的な書き方
改竄をさせないための書き方
表やグラフにまとめる練習や
計算過程を明示し,算出した数値の論拠を明らかにする
などなど
多くのノウハウが先生から伝えられました。
生徒はさっそく,受け取ったラボノートに書き込んでいきます。
正しい書き方を心がけながら書きます。
このラボノート月に1回チェックが入ります。
簡単にマスターできるノウハウではありませんが,
科学者はもちろん,ありとあらゆる分野の社会人としても
有益な能力です。
この1年間にしっかり身につけましょう。