SSH関連
2024年08月23日(金)
中学生体験入学
本校では、中学生体験入学を2回にわたって実施しました。このイベントでは、中学生たちに高校の授業を体験してもらうだけでなく、部活動体験や理数科の説明会も行い、SSHで取り組んでいる課題研究についても詳しく説明しました。参加した中学生たちは、実際の高校生活を肌で感じ、進学後のイメージを具体的に描く良い機会となったことと思います。今回の体験が、将来の進路選択に役立つことを願っております。
2024年07月26日(金)
自由研究お助け隊
「自由研究お助け隊」イベントでは、本校のSSH活動の一環として、近隣の小学生を対象に夏休みの宿題である自由研究のサポートを行いました。昆虫、植物、岩石についてのコースや、実験教室など、多彩な内容を用意し、小学生たちは興味を持ったテーマに沿って楽しく学びました。また、自由研究以外にも書道の指導を行い、子どもたちが新しい技術や知識を身につける機会となりました。参加した小学生たちが、充実した時間を過ごし、夏休みの宿題に自信を持って取り組むためのヒントを得られたことを願っています。
2024年07月10日(水)
卒業生からのアドバイス講座
「卒業生からのアドバイス講座」では、本校の卒業生である藏滿 司夢 氏(筑波大学 生命環境系 助教)をお迎えしました。講座では、高校時代の課題研究の経験を振り返りながら、どのように研究テーマを見つけたか、そしてその研究が今の大学での研究にどのように繋がっているかについてお話しいただきました。卒業生の実体験に基づくアドバイスは、現在課題研究に取り組んでいる生徒たちにとって非常に参考になるものでした。また、研究の楽しさや困難を乗り越える方法についての具体的な助言もあり、参加した生徒たちは自分たちの研究に対する意欲をさらに高めることができました。この講座が、生徒たちの研究活動の発展に大いに役立つことを期待しています。
2024年07月03日(水)
写真コンテスト
SSH事業の一環として「写真コンテスト」が開催されました。この企画は、学校の敷地内で自分が気になったことを写真に収め、課題研究のテーマ発見に必要な「気づきの力」を育成することを目的としています。生徒たちはタブレットを片手に校内を巡り、自分の目に留まった興味深い風景や物事を撮影しました。草花の細部や校舎の影、普段は見過ごしてしまうような些細なシーンにまで目を向けることで、新たな発見や視点を得ることができました。
撮影後は、撮った写真を校内に掲示し投票を行い、おもしろい気づきを表彰します。生徒たちは自分の作品だけでなく、他の生徒が撮影した写真にも目を向け、様々な視点からの発見に驚きと感心の声が上がりました。また各クラスでランダムに選ばれた写真についてグループごとに仮説や検証方法を考える活動も行われました。この活動を通じて、生徒たちは科学的な思考力を養い、自分たちの気づきを具体的な研究テーマへと発展させる手がかりを得ることができました。
この写真コンテストを通じて、生徒たちは身近な環境に対する着眼力を高めるとともに、課題研究に対する意欲を一層深めることができました。創造的で実りある時間を過ごした生徒たちの今後の成長が楽しみです。
2024年06月04日(火)
気づき発見講座
1年生を対象とした「気づき発見講座」が開催されました。この講座は、これから課題研究を行う1年生にとって、研究テーマを見つけるための「気づき」の重要性を学ぶ貴重な機会となりました。本校職員が大学時代の経験や自身の趣味の話を交えながら、各クラスで複数回にわたって講演を行いました。
講演では、職員一人ひとりが自分の経験を語り、生徒たちにとって身近な話題から研究テーマを見つけるヒントを提供しました。大学時代の研究や、趣味を通じて得た新しい視点や発見についての話は、生徒たちの興味を引き、真剣な表情で耳を傾けていました。
講座の最後には、生徒たちはワークシートを使って本日の講話で得られた情報を振り返り、まとめる作業を行いました。各自が書き出した気づきやアイデアを共有することで、今後の課題研究のテーマ設定に向けて具体的なステップを踏み出すことができました。この講座を通じて、生徒たちは「気づき」の大切さを再認識し、主体的な学びに向けた意欲を高めることができました。
2024年05月20日(月)
シリーズ科学講座Ⅰ-2
シリーズ科学講座Ⅰ−2では、鹿児島大学水産学部の大富潤教授をお招きし、錦江湾に生息する深海生物の美味しさをテーマにした講演を開催しました。大富教授は、深海生物の生態やその魅力について詳しく説明し、特に食材としての価値を強調されました。生徒たちは、普段なかなか触れることのない深海の世界に興味津々でした。この講演を通じて、生徒たちは高校生活で行う課題研究の基礎となる新たな価値観を学び、科学への興味と探求心をさらに深めました。講座後には、大富教授への質疑応答の時間も設けられ、生徒たちは積極的に質問し、深海生物についての理解を深めました。
2024年05月14日(火)
先輩からのアドバイス講座
本日開催された「先輩からのアドバイス講座」では、2年生が現在進行中の課題研究についてのプレゼンテーションを行い、1年生に対して貴重なアドバイスを提供しました。2年生たちは、研究の選定からデータ収集、分析方法、プレゼンテーションのコツまで、自身の経験を基に具体的なガイダンスを行いました。
講座の後半では、1年生がグループに分かれて研究テーマについて討議しました。面白く、かつ実現可能なテーマ選びを中心に、先輩のアドバイスを生かしてどのような研究が学問的にも実用的にも意義深いかをグループで深く考察しました。この活動を通じて、1年生は自分たちの研究に対する見通しを明確にし、具体的な研究計画の初歩を学んだ重要な一日となりました。この講座が、1年生にとって刺激的であり、今後の課題研究に対するモチベーション向上につながることを期待しています。
2024年05月01日(水)
研究者講義
本日の研究者講義では、特別なゲスト講師として、株式会社エルムの代表取締役であり、国際的な業績を誇る宮原隆和氏をお招きしました。宮原氏から「気づきの重要性」に焦点を当てた講演を受け、生徒たちは日常の観察から新たなアイデアを見出す方法や、問題解決へのアプローチを学びました。講演は特に、これから課題研究に取り組む生徒たちに向けた助言が含まれており、研究のアイデアを形成する上でのヒントを得る機会となりました。宮原氏の豊富な経験と具体的な事例を交えた話は、生徒たちの研究意欲を大いに刺激した一日となりました。
2024年04月19日(金)
1年生洋上体験学習
本日の「1年生洋上体験学習」では、1年生全員がフェリーを貸し切り、鹿児島大学名誉教授である大木公彦先生を講師としてお迎えしました。錦江湾の美しい景色を背景に、鹿児島の地形とその形成過程について詳しい講演を受け、生徒たちは地球科学の面白さと奥深さを学びました。講演後は、かごしま水族館を訪れ、海の生き物たちの生態についての学習を深めました。この体験を通じて、生徒たちは自然環境への理解を一層深め、科学的思考能力を育てる貴重な機会となりました。実地で学ぶことの大切さを実感する一日となりました。
2023年12月27日(水)
リテラシー講座〜プレゼンテーション編〜
12月27日(水)にリテラシー講座が行われました。
今回は東馬塲教諭によるプレゼンテーションについての講座でした!
良いプレゼンテーションとは何かというテーマから自分の思いを伝える作業までしっかりと教えていただきました!
研究発表だけでなく、普段の授業や、私生活など様々な場面において今後に必要な能力である
「プレゼン力」
錦江湾高校では身につけることができますよ!
2023年12月26日(火)
集まれ!理科好き
12月26日,冬休みを迎えた中学生をお招きし,イベント「集まれ!理科好き」を開催しました。
SSHに認定され,地域の理数教育の拠点校の自負を持つ
本校の学校紹介。
続いて,実際の研究発表を聞いてもらいます。
中学生にも,研究の一端を体験してもらいました。
高校では探究活動に力を入れることが全国的に推進されています。
本校は,県内はもちろん,全国的にもそうした活動の先進校として活動しています。
そのほんの一部を今日は中学生に実感してもらえたかなと思います。
今後とも地域の皆さんにも探究活動の成果を還元できるような取り組みを続けていきます。
2023年10月13日(金)
3度目のThe Time!!
TBS系朝の情報番組「The Time」に本校のサイエンス部が3回目の出演をいたしました!
BSアンテナによる豪雨予測の発表や?
竹の抽出液から日焼け止めを作るなどの2度にわたって紹介された本校サイエンス部ですが、今回3回目の出演です!
詳しい詳細は…?
本校インスタグラムやThe Timeの公式インスタグラムに紹介されておりますので是非、ご覧ください!
2023年07月25日(火)
1日限定スーパーヒーロー!
「夏休みの宿題どうしよう…」「自由研究何したらいいかわからない…」
そんな声を叶えるスーパーヒーローが1日限定で錦江湾高校にいました!
その名は…
「自由研究お助け隊」!!
標本(昆虫・植物・岩石)部門と2つの実験部門と書道部門の計6部門に分かれて行いました。
それぞれの部門の様子をお届け!!
【標本昆虫部門】
昆虫の標本を作ってみました。本校サイエンス部や1年生理数科が中心となり実施していました!
【標本植物部門】
植物の標本作りを行いました!
これは何の葉かわかりますか…??
本校の教諭による講座などもありました!
【標本岩石部門】
こちらも同じように岩石の標本作りに励みました!
暑い中での採集、ご苦労様でした!!
【実験部門】
この部門では、スライムを作ったり…
クリップモーターを作ったり…
実験をしながら自由研究に活かせるヒントをお助け!
【書道部門】
こちらは、書道部員による書き方指導中…
特別賞に入ることを願っています!!
暑い中、多数の皆様のご参加とご来校ありがとうございました!
隊員達も満足そうな表情をしていました!
お勤め、ご苦労様でした!!
2023年06月24日(土)
和田中学校での高校説明会
5月31日(水)和田中学校での高校説明会に行ってきました。
今回も学校の概要説明のあと2年理数科カブトムシ班の2人が研究の紹介をしてくれました。
僕たちの研究に興味をもってくれた人❗という質問に数人手が上がってちょっとホッとしました。
和田中学校の皆さん ぜひ錦江湾高校に来てくださいね。
2023年06月22日(木)
南中学校での高校説明会
5月25日(木)南中学校での高校説明会に参加しました。
担当職員による学校の概要説明に続いて,2年理数科のカブトムシ班の生徒2人が課題研究の内容を紹介しました。
続いて2年理数科ザトウムシ班と2年普通科ビワ班の生徒が自分達の課題研究を紹介しました。
中学生の皆さん錦江湾高校に興味をもってくれましたか?
2023年06月22日(木)
サイエンス部が南日本新聞の取材を受けました
5月24日(水)放課後 サイエンス部が南日本新聞の取材を受けました。7月末のかごしま総文の出場校の中から錦江湾高校が選ばれたようです。
2年カブトムシ班の発表練習の様子や…飼育ケースを観察して蛹になった日や成虫になった日をチェックする様子など,他の研究班も含めて色々な写真を撮っていただきました。
どんな記事になるのか楽しみです。
2023年06月22日(木)
リケジョになってみない…?
鹿児島大学農学部より加治屋先生をお招きして「リケジョ」を育てるイベントを行いました!
キャリア選択や入試などの様々なお話をしていただきました!
お話いただきありがとうございました!
どんな様子なのか…写真が気になる方はぜひ、本校インスタグラムをチェック!
2023年06月21日(水)
サイエンス部ザトウムシ班が川商ホールで発表
5.23 2023 かごしま総文 第3回鹿児島県実行委員会(川商ホール)において、サイエンス部ザトウムシ班が発表しました!
発表前にはU君が「大会では発表内容だけでなく、発表の姿も大切。」と自分たちにプレッシャーをかけて臨みました。
終了後,県知事をはじめとする参加者の皆様から激励の拍手をいただきました。
発表が終わった安堵感から、会場を出たときの空はとても気持ちがよかったそうです。
ザトウムシ班の皆さん、お疲れ様でした!かごしま総文まで残り66日!みんなでがんばっていきましょう!!2023年06月21日(水)
「Q-1 U-18が世界を変える 研究発表SHOW」最終審査
5月16日(火) 課題研究SCザトウムシ班が オンラインで行われた「Q-1 U-18が世界を変える 研究発表SHOW」の最終審査に臨みました。
これは林修先生が出ているテレビ番組で,ここを勝ち抜けば本格的なテレビ出演ということになります!
隣の部屋で審査のようすを聞いていましたが、審査員の先生からの質問に実に生き生きと適確に答えていました。審査結果が楽しみです。
ザトウムシ班の皆さんお疲れさまでした。
※6月4日に結果発表がありましたが,残念ながらベスト4に残れずテレビ出演は叶いませんでした。でも事前の取材もたくさん受けていい経験にはなりましたね。
2023年06月21日(水)
課題研究リテラシー講座(1年生対象)
5月8日(月)の午後(BS・LP1の時間),1年生全員を対象にO先生が研究テーマの見つけ方や掘り下げ方について講義を行いました。
まずはザトウムシの研究はいかにして始まったのか について。
ザトウムシの動画が等を見て気づいたことや考えたことを答えてもらい,それを書き出しています。
生徒からは多くの質問が出されました。
このような機会を通して身の回りの不思議や疑問に気づくアンテナを広げることができるようになることが期待されます。
1年生の皆さん,これから自分たちが行う研究のイメージができましたか?
2023年05月11日(木)
3年生 SSH課題研究発表会(5月2日)
3年生がこれまで行ってきたSSH課題研究の校内での総まとめとなる発表会が理科棟と体育館で行われました。
理科棟の各教室を使って行われたポスター発表のようす
審査員の先生方も積極的に質問してくださいました。
ポスターの下にはたくさんの「Good Job カード」が貼られていますね。
体育館で行われたステージ発表。
まずはLPⅢの代表6班。LPは普通科の課題研究「ロジックプログラム」の略称です。
ここからは理数科SCの10班。SCは理数科3年の課題研究「サイエンスキャリア」の略称です。ちなみに2年生はSR(サイエンスリサーチ),1年生はBS(ベーシックサイエンス)です。
生徒からの質問も活発に出されました。
昼食をはさみながら終日行われた発表会。見ごたえがありました。発表した3年生の皆さん,お疲れさまでした。
今回の審査結果をもとに8月に神戸で行われるSSH全国大会,鳥取で行われる中国四国九州理数科大会の代表が決まります。
7月末のかごしま総文に出場するチームも含めて,これからさらに研究や発表技術にに磨きをかけ,全国の舞台で活躍してくれることを祈っています。
頑張れ錦江湾高校SSH!
2023年05月10日(水)
ある夫婦の門出を紹介
春休み中の3月30日,ある夫婦が結婚式の「前撮り」のため来校しました。2人は本校のOBとOGで,前撮りの場所に「母校」錦江湾高校を選んでくれたというわけです。
ここは共にトレロを踊った階段の前ですね。当時ももちろんトレロはありました。
おおここは理科棟の裏!なぜこの時期だったかが分かりますね。
2人は理数科だったようです。
4月末,多くの友人に見守られて2人の結婚式が行われました。
錦江湾高校時代の友人や先生方も集合!みんなで「錦江湾いいね!」をやってもらいました。その様子はインスタでご覧ください!錦江湾愛あふれる先輩たちです。
この先輩方が在学していた頃,錦江湾高校SSHは2期目に入っていました。そしてRさんは「オトシブミ」という昆虫に寄生するハチの研究をして2009年に全国レベルの大会で上位入賞し,アメリカで行われた世界大会ISEF(世界科学技術フェア)に鹿児島県から初めて派遣された先輩です。ちなみにそのときの他のメンバー2人も上の写真に写っています。
ちょっと当時の写真も振り返ってみましょう。
朝日新聞主催のJSEC(高校生科学技術チャレンジ)2009 最終審査 発表ブース前にて(以下の写真はすべて左がRさん)
審査中の様子
優秀賞(全国ベスト4)を受賞して世界大会ISEFにレポーターとして派遣決定!
錦江湾高校で頑張った先輩たちがそれぞれの人生を切り開き,様々な道で活躍しています。当ブログではそんな先輩たちの様子もお伝えしていきたいと思っています。
錦江湾高校で結婚式の前撮りを!とてもうれしいことです。
そんな愛される学校であり続けたいですね。
S君,Rさん本当におめでとうございます。お幸せに。
2023年04月29日(土)
課題研究ザトウムシ班 KYT天テレ博に出演!(4月22日)
課題研究ザトウムシ班が鹿児島市のセンテラス等で行われたKYTの天テレ博2023に出演しました。
センテラスで行われたのは「かごしま総文2023 100日前イベント」
オープニングでは化学研究部のH君が自然科学部門全体の説明を行いました。
続いてザトウムシ班による研究紹介。表現を工夫して一般の方たちにもわかりやすいようにしました。
大型スクリーン下の特設ステージでの発表は緊張したと思います。
満員とはいきませんが,多くの市民の皆さんが興味深そうに聞いてくださいました。
もう1校(国分高校)発表した後は質疑応答。司会の高校生からの質問に的確に答えていました。
電車通り側には研究のポスター等も掲示されていました。また総文祭の他部門の展示も充実していました。
かごしま総文 自然科学部門は今年(2023年)の7月29日から同31日まで鹿児島大学と谷山サザンホールを会場として開催されます。錦江湾高校をはじめとする鹿児島県勢の活躍にご期待ください!
2023年04月24日(月)
LPⅠ・BSオリエンテーション<理科棟紹介>(4月24日)
1年生を対象に錦江湾高校の理科棟の設備やSSHに関するオリエンテーション(第2回)が行われました。
↓ SSHミュージアムの見学(歴代の研究や発表用ポスター等の見学の様子)
↓ SSHミュージアムの見学(錯視の研究に触れてみよう)何色が見えましたか?
↓ 化学室にある実験器具や薬品の紹介
↓ 化学分野の研究で取り扱った実験装置を紹介
↓ 生物分野の研究内容や生物標本・模型を紹介
↓ 地学分野の研究内容や地学関係の標本を紹介
↓ 物理分野の研究内容や実験装置を紹介
錦江湾高校は県内の高校の中でも実験の環境にとても恵まれた高校です。
科学の楽しさを知り、研究を深めていってください!
2023年04月17日(月)
LPⅠ・BSオリエンテーション(4月17日)
1年生を対象に探究活動を行う時間であるLPⅠ(ロジックプログラムⅠ)・BS(ベーシックサイエンス)のオリエンテーションが行われました。
※ LPⅠは普通科1年生が対象、BSは理数科1年生が対象です。
昨年度から錦江湾高校ではSSH第Ⅳ期に突入しました。
第Ⅳ期では生徒の「気づき」を大切にして、受け身ではない主体的な活動を中心に取り組んでいます。
5限目はT.K先生がSSH活動とこれからのLPの流れを説明。いろんな問いかけをしました。
6限目はK・K先生がテーマの決め方や先輩方の世界大会(ISEF)での活躍について紹介しました。
自分たちがこれからどんな課題研究に取り組んでいくのか,SSHでどんな活動をしていくのか,イメージできましたか?
2023年04月12日(水)
中庭の風景
4月12日(水),家庭科室前の中庭がスゴイことになっています。
エゴノキの花が満開を迎えていました。
とてもさわやかな眺めです。周囲には芳香が漂っています。
ただ生徒の皆さんは気づいていないかもなあ。
クマバチやマルハナバチの仲間がブンブン飛び回ってせっせと蜜を吸っています。はじめはちょっと怖いかもしれませんがこちらが何もしなければ大丈夫です。静かに観察してみてください。課題研究の種が見つかるかもしれませんよ。またこの木の実には「サポニン」という化学物質が含まれていて,界面活性剤として石鹸代わりに使われたり,「魚毒」として漁に使われたりしていたそうです。これも課題研究になるかもですね。
錦江湾高校は自然豊かな学校です。SSHの活動でもその自然を生かした取り組みを計画中です。
当ブログやインスタグラムでも錦江湾高校の自然や生き物をどんどん紹介していきます。乞うご期待。
2023年03月10日(金)
国際サイエンス研修 in 沖縄 に行ってきました!3日目
国際サイエンス研修 in 沖縄 の3日目。
早朝,散策をしていると森の中から鳥の声がきこえました。生徒たちも聞いていて,スタッフの方から「ヤンバルクイナの声だよ」と教えていただいたようです。
宿舎の目の前にある丘の麓にはリュウキュウコスミレが咲いていました。
丘の上で記念写真。ちなみに右後ろにある建物はお風呂で,「五右衛門風呂」もありビルスター先生が喜んでいました。
最終日の研修地は宿からバスで30分ほどのところにある「与那フィールド」。琉球大学の演習林です。
高嶋先生から世界遺産やんばるにおける林業,人と自然の共生等について教えていただきました。
敷地にあるセンダンの木にはノグチゲラが営巣のために開けた穴が5つもありました。バスで到着した時に鳴き声と木をつつく「ドラミング」の音が聞こえましたが結局姿は見られませんでした。
その後高嶋先生の案内で演習林内を散策。沢沿いの道はすがすがしく気持ちのいいひとときでした。
忘れそうになりますが,ハブの住む森だということも忘れてはいけません。
ヒカゲヘゴが亜熱帯であることを改めて教えてくれます。
やんばるの森ではヒカンザクラはすっかり葉桜になり,今はケラマツツジが満開を迎えていました。蝶ではすでにナガサキアゲハやオキナワカラスアゲハが飛び交い,季節の早さを感じさせてくれました。
3日間それぞれの研修地で多くのことを学び,沖縄の自然や生き物にも触れることができました。
想定以上に有意義な研修になりました。関係の皆様に心から御礼申し上げます。ありがとうございました。
生徒の皆さんには今回の研修で学んだことを自分のこれからの学習や進路に生かすとともに,他の生徒にも還元してほしいと思います。
2023年03月10日(金)
国際サイエンス研修 in 沖縄 に行ってきました!2日目
国際サイエンス研修 in 沖縄 2日目
ホテルを出てまずは沖縄科学技術大学院大学(OIST)へ。ここでは英語での研究発表があるため,受付までの隙間時間を使ってビルスター先生との発音練習に余念がありません。
スタッフのMさんによるOISTの概要説明。論文の引用数では日本第1位といことで聞けば聞くほどスゴいところです。
錦江湾高校生による英語研究発表を通した交流会。
BS班。原稿なしというところまでは行きませんでしたが,英語で発表することができました。英語スライド作りも苦労しましたが,やった甲斐がありましたね。
竹班も英語で発表。英語での質疑応答の難しさも経験することができました。質問の意味が分からない,分かったけどどう答えていいか分からない,答えは分かってるのに英語でどう言えばいいか分からない…。全部貴重な経験です。
OISTの吉村先生による講義。ご専門はアリ。アリの分類や外来種について教えていただきました。
数年前大きく取り上げられた「ヒアリ」の識別についても教えていただきました。写真は識別訓練中。
配られた3種のアリの標本をルーペで観察し,検索表を使って識別・同定しています。
配られたセットがこちら。
下の写真の右側がヒアリです!今なら参加9名全員がヒアリを識別できると思います。
その後キャンパスツアーへ。
OISTは環境に配慮して本来の地形や植生をできる限り生かして建設されたそうです。
それが逆にダイナミックな建築につながっています。
外国にいるような錯覚に陥ります。
吉村先生も関わっているアリの研究室。
OISTのシンボルマークの前でマスクを外して記念撮影。スタッフの皆さんありがとうございました。
最後はキャンパス内のカフェで昼食。周りはほぼ外国人。聞こえる言語はほぼ英語。ここで学びたいな,と思った生徒が多いと思います。
OISTを出てバスに揺られて北上。
次の研修地は「やんばる野生生物保護センター(ウフギー自然館)」。
まずは沖縄の外来生物やその対策についての講義を受けました。
マングースの胃内容物から見つかった生物の痕跡。つまりマングースに食べられていた生き物たち。
展示室でやんばる固有のキツツキであるノグチゲラの説明を聞いています。今回の研修で見られるといいですね。
ヤンバルクイナの剥製。是非やんばるの森で見てみたいです。
宿泊はやんばるの森の中にある「やんばる学びの森」。
夕食前にはきちんと「合掌,いただきます」。スタッフの皆さん,おいしい食事をありがとうございました。
夜は沖縄本島最高峰「与那覇岳」にてナイトウォッチング。
出発前マスクを外して記念写真。さあ何が見られるかな?目指すはイシカワガエルやイボイモリ等。
与那覇岳の登山道はこんな感じ。周辺は貴重な亜熱帯の森です。
苦労してようやく見つけた「オキナワイシカワガエル」。沢沿いの垂直の壁に張り付いていました。
よく見ると胴体部分が青みを帯びている珍しい個体でした。本来は後ろ足部分のように緑色です。絶滅危惧種で沖縄県指定の天然記念物。日本一美しいカエルとも言われるとっても貴重なカエルなのです。
イボイモリには出会えませんでしたが,帰り道で列の後半にいた生徒は思いがけず「ケナガネズミ」に出会えたようです。
1日目よりもさらに濃く,エキサイティングな2日目となりました。
2023年03月06日(月)
国際サイエンス研修 in 沖縄 に行ってきました!
2月20日(月)~22日(水)の3日間,国際サイエンス研修 in 沖縄 が行われました。参加したのは2年生普通科2名,理数科7名の計9名。活動の様子を3回シリーズでお知らせします。
まずは1日目。
飛行機に乗るのが初めてという生徒も2人いて出発前は盛り上がりました。離陸直後の窓からは桜島がよく見えました。南岳が煙を噴いているのがよく分かります。
13時ごろ琉球大学に着き,まずは学食で昼食。唐揚げ率が高いですね。
その後はSSH活動のOGでもある鹿児島県出身のA先輩にキャンパス内を案内してもらいました。
教育学部・理学部等と農学部・工学部の間にある吊り橋にて。下は大きな池です。
その後キャンパス内にある博物館(風樹館)へ。動物の剥製や昆虫標本が充実していました。
沖縄本島固有の「ヤンバルテナガコガネ」の展示。こんなのが日本にいるなんて驚きです。
15時からは教育学部の富永先生による講義。
琉球列島の独自性や亜熱帯の森の貴重さがよく分かりました。
その後は錦江湾高校生による研究発表を通して,琉球大学の先生方や学生さんたちと交流しました。
ザトウムシ班。
プロジェクタ班。
交流会後は専門の先生から研究についてのアドバイスをいただきました。
終了後は琉球大学を出て恩納村にある宿舎へ。
夜ホテルのロビーでは琉球舞踊やエイサーをみることができました。カチャーシーも体験できて文化的な研修も行うことができました。
濃く有意義な1日目でした。
2023年02月21日(火)
水原希子 錦江湾に来たる!
令和5年2月17日(金)世界でご活躍されているファッションモデル「水原希子」さんが本校に来校されました。
本校サイエンス部で課題研究として取り組んでいたプロジェクトが、南大隅町の株式会社ボタニカルファクトリーと提携した商品開発が始まりました。
そのご縁から,ボタニカルファクトリーの社長さんとモデルの水原希子さん,サイエンス部の生徒が交流する機会が設定されました。
生徒たちは大変な驚きとともに,注目されていることの喜びをひしひしと感じていました。