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2025年5月
2025年05月28日(水)
写真コンテスト
本校では、探究活動の一環として「写真コンテスト」を実施しています。
この取り組みは、身近な日常の中から“疑問”や“気になること”を見つけ、それを写真に収めるというユニークな活動です。単なる写真の美しさを競うのではなく、「どんな視点で切り取ったか」「どんな疑問をもとにテーマを立てたか」といった着眼点の面白さを重視して評価していきます。
今回はその第1ステップとして、生徒たちが実際に本校敷地内で写真を撮影する活動を行いました。
どの生徒も「なんでこうなっているんだろう?」「ちょっと変だな」と思う瞬間を逃さずカメラに収めようと、楽しみながら真剣に取り組む様子が印象的でした。
今後は、撮影した写真を持ち寄ってコンテストを行い、おもしろい「気づき」を評価します。またその写真から導かれる“仮説”と“検証方法”を考えるワークに発展させていく予定です。
日常の中にある小さな「?」が、探究の第一歩。今回の活動を通して、生徒たちが自ら問いを立て、考える楽しさに気づいてくれることを期待しています。
2025年05月27日(火)
三学会で発表しました(クモ班,ビワ班)
5月24日(土),日本動物学会・植物学会・生態学会の九州支部が一堂に集まる三学会の2025年次大会が,鹿児島大学理学部を会場に開催されました。
本校からは普通科のサイエンス部,クモ班とビワ班が出場しました。
クモ班は,理科棟の4階分の外通路をフィールドにして,いつ,どこに,どのようにジョロウグモが止まっているかをカウントし,そこから見られる季節変化や行動の違いなどをまとめていました。
ビワ班は,平川ビワとしても有名な地元の産物から,ビタミンなどの有効成分を含むお茶を作ることができないか,検討しました。
高校生の参加者全員に,奨励賞の賞状が贈呈されました。
学会に集まった九州各地の研究者から,いろいろなことを尋ねられたのも,大きな一つの財産となったことでしょう。頑張れ!錦江湾高校生!!
2025年05月27日(火)
生徒会立会演説会実施!
5月26日(月)のLHRの時間に生徒会立会演説会が行われました。
今まで先輩方が受け継いだ錦江湾のバトンを引き継ぎ、これからの錦江湾高校を引っ張っていこうという熱き思いを抱いた4名の生徒が立候補してくれました。
立候補した4名の生徒全員が全校生徒、職員が見守る中で堂々とした演説を行いました。それぞれの生徒が様々な観点から自分なりの公約を掲げ、力強い演説を行いました。生徒にとっては、立候補者が掲げた公約も投票をする上での重要な判断材料になったのではないでしょうか。
また、各立候補者についている応援演説者は、立候補者の普段のクラスでの様子や人柄など、具体的なエピソードを交えながら話し、立候補者のサポートを行いました。こうした応援演説者の演説も、投票を行う上で判断材料になったことでしょう。
生徒は、真剣に演説を聴いて、自分が良いと思った立候補者に投票を行いました。
今日の生徒会立会演説会は、今後の錦江湾高校の在り方を決める大事な会です。見事当選した生徒は、これから錦江湾高校の顔として、今後の高校生活を盛り上げ引っ張っていってくれることでしょう。しかし、生徒会長だけが動くのでは学校は良くなりません。学校全体を盛り上げるためには全校生徒1人1人の力が必要です。今後も活気あふれる錦江湾高校にしていけるよう、錦江湾高校生全員が一丸となって学校を盛り上げていきましょう!
2025年05月26日(月)
パール桜島班 活動紹介 Part8
5月13日は #パール桜島 の日でした!久しぶりの晴れ間で、綺麗に観測することができまし
た!次回は6月11日です!お楽しみに! 2025年05月21日(水)
シャッフルゼミ発表
「シャッフルゼミ」の発表会が行われました。シャッフルゼミは本校サイエンス部を対象としたSSHの取り組みで、普段の研究とは異なる共通テーマに取り組み、3週間ほどの期間内で調査・分析を行い、その成果を発表する企画です。今回は「錦坂の上りにかかる消費エネルギーの算出」というテーマのもと、複数の班に分かれて探究活動を進めました。
生徒たちは実際に坂を上る際の移動距離や傾斜、速度、身体の質量などのデータを収集・分析し、人が坂を上るときにどれほどのエネルギーを消費しているのかを科学的に考察しました。調査では、ストップウォッチやアプリを活用した測定、体重や勾配の違いによる比較など、さまざまな視点からのアプローチが見られました。
本日の発表会では、限られた時間の中で導き出した仮説や結果を、工夫を凝らしたスライドや説明を用いて発表。発表後には質疑応答も活発に行われ、他班の視点からの気づきや新たな視野が広がる機会となりました。
普段とは違うメンバーと協力し合いながら、与えられたテーマに挑戦することで、生徒たちは課題解決力や発想力を養うことができました。
2025年05月21日(水)
気づき発見講座
1年生を対象に「気づき発見講座」が行われました。
この講座では、先生方が自身の大学時代の経験や、課題研究のテーマを見つけるための“ものの見方”や“発想のヒント”について話してくださいました。
生徒たちは、普段の生活の中にある小さな「なぜ?」や「ふしぎだな」と思う気持ちが、研究のきっかけになることを学びました。
講座の後はワークシートに、印象に残った話や自分の身の回りで気になることなどを記入し、テーマ設定への第一歩を踏み出しました。
これから始まる課題研究に向けて、自分だけの「気づき」を大切にしながら、探究の目を育てていってほしいと思います。
教育実習の先生も経験談を語ってくれました。
2025年05月21日(水)
教育実習3日目
今週から始まった教育実習,3日目の様子を報告します。
保健体育の與崎朱音先生は,剣道が専門です。保健の授業で1-3の様子を見学していました。
川添優摩先生は,地学の実習中です。今日は2-1の地学基礎を見学しています。自分が高校生の時には,授業中にタブレットを開いてみんなでデータを共有するとか,無かったですね。今,教育現場はどんどん変化しています。乗り遅れないようにしないと!!
稲葉大和先生は,養護教諭の実習です。3週間の間に「メンタルヘルス」について,講話をするそうです。いま,生徒は様々な悩みを抱えていますが,それをうまく発散して解消するのが難しくなっていますね。頑張って教材研究されてください。
3週間の間に,教科の勉強をして教壇に立ったり,クラスで清掃指導をしたりと忙しいでしょう。でも,教育実習は人生で1回のみです。是非楽しんで,様々な経験をされてください。
2025年05月19日(月)
教育実習開始!
本日から3名の教育実習生による教育実習が開始されました。
全校集会の時間に教育実習生の紹介が行われ、壇上で挨拶を行いました。
少し緊張した様子ではありましたが、これからの教育実習に向けての前向きな気概が感じられる挨拶を行いました。
教育実習の期間は3週間となっております。3週間という限られた時間の中で多くのことを学び、自分たちにとって実りのある実習となるように応援しております。また、我々も3名の実習生から多くのことを学んでいこうと思います。
これから3週間、よろしくお願いします!!
2025年05月19日(月)
生徒総会(5月19日)
本日6限と夕活の時間を使って令和7年度の生徒総会が行われました。
各委員会の昨年度の活動反省や今年度の活動目標が報告され、また生徒会会計についてや学校に対する要望等も話し合われました。
議題について周囲の生徒同士で話し合い、自分たちが話し合ったことについて全体に発表することで活発な議論が展開されました。
生徒総会は、生徒が学校をよりよくしていくために互いに意見交換しあい、学校を自分たちにとってよりよりよいものにしていくための大切な機会です。
一つ残念だったのは,皆さんにもっと意識の高まりを期待していました。この春購買部がなくなり,生徒会予算が60万円減りました。なぜだと思いますか?生徒が減ったからです。売り上げが少なくなり,購買部が存続できなくなりました。「再開して欲しい」という要望だけではなく,どうしたら生徒と経営が Win & Win になるのか,皆さんに考えて欲しかったです。
いま,中学校では高校説明会を開いています。錦江湾高校もそこで生徒募集のために,錦江湾高校の宣伝をしています。「自分で自分をプロデュースする」を重点に,新1年生を募集しています。皆さんが,自分をプロデュースしている姿が,錦江湾高校の生徒数を増やし,よりよい生活環境を作るきっかけになります。後輩にも錦江湾高校を宣伝してくださいね!
2025年05月15日(木)
1年生SSHの取り組み(5月14日)
5月14日(水),ベネッセの講演会に引き続き,1年生はSSHのテーマ決めに関するヒントを得る講演会を開きました。講師は理科:生物の小溝先生です。
小溝先生は過去に錦江湾高校で一緒に研究した生徒が,今では筑波大学の助手に採用されたOBの活動を紹介されました。
千個以上のオトシブミ(甲虫の仲間)の卵を守るゆりかご(幼らん)を容器に入れて,オトシブミが出るのか寄生バチが出るのか,出てきた寄生バチにはどのような種類が「どれだけ」いるか,そういう数を丁寧に集めることでグラフを作ることができ,「これってどうして?」という新たな疑問が湧き出て,研究内容がどんどん深くなる,というお話をされました。
1年生の皆さん,6月4日(水)と6月25日(水)をつかい,何をテーマに課題研究に取り組むのか,それにより同じことを追求してくれる仲間と班づくりを行います。
もちろんこの時間だけでは足りません。夕活を使ったり,放課後に少し集まって話し合うなど,自分たちの「調べてみたいこと」を,是非考えてください。
やらされるのではなく,「自分たちが突き止めたいと思う疑問や問題点」を見つければ,皆さんの活動がより楽しくなるはずです。錦江湾高校は,そんな生徒のときめきを,力一杯応援します!
2025年05月15日(木)
ベネッセClassi講演会
5月14日(水),ベネッセコーポレーションの鹿児島担当の方をお迎えし,Classiの利用に関する講演会を行いました。皆さん,スタディサポートや模擬試験を「受けさせられて」いると感じるのと「何か一つでもプラスにしよう」という気持ちで利用するのでは,同じ1時間でも成果が大きく異なります。毎月300円程度の費用をかけているClassiです。できる限り利用して,自分の進路実現に役立てましょう!
2,3年生向けの講演では,昨年まで受験してきた模擬試験の自分のデータなども確認しながら,自分を振り返る機会を作りました。
今年錦江湾高校が重点を置く「自己調整学習」とは,自分で自分を振り返って,どうしていくかを自分で決断する取り組みです。言われたとおりにやっておく(=言われなかったことはしない)ではなく,
自分で自分をプロデュースする
そういう気持ちで取り組んでみましょう!
2025年05月09日(金)
パール桜島班 活動紹介 Part7
(Part7)
5月13日(火)の夜はパール桜島の日です!20:22に観測できる予想です!今回は仙厳園から1kmほど北上したところにある西郷隆盛蘇生の家付近が観測おすす めスポットです!撮影した写真は #パール桜島 で投稿していただけると嬉しいです! 2025年05月01日(木)
2年生課題研究のイントロ講座
5月1日(木),2年生の普通科課題研究LPII,理数科の課題研究SRが合同で,課題研究を高めるためのイントロ講座を行いました。
講師の大迫先生は「研究を進めていく流れ」「どんな大会があるのか?」「発表に必要な準備」について,お話しなされました。
テーマ設定のコツとして,(1) A と B の関係について研究する,(2) なぜ C は D なのか?,(3) 不便なことを, E (をつくること)によって解決する,というような視点が大切とお話しになりました。テーマを考える際に,当てはめると面白いでしょうね。そしてデータをとり,そのデータを加工してグラフなどを作り,聴衆を納得させるような話を作り上げる楽しさを紹介しました。
理系な内容のみならず,人文系な内容でも,発表会にチャレンジすることは,とても良いことです。初めて会った人に自分たちの言葉で話した内容が伝わるのか,その経験だけでも皆さんを大きく成長させてくれます。頑張れ!錦江湾高校生!!