公開日 2018年09月11日(Tue)
先日の体育祭には、雨の中、多数御来校いただき誠にありがとうございました。
本日は、少し遡って、「夏休み中の生徒の活動~その3」と題して、8月24日(金)に行われた、「SSH課題研究中間発表会」の様子をお届けします。
錦江湾高校では、これまで十数年にわたって文部科学省からSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の指定を受け、課題研究活動を実施してきました。
これまで理数科中心の取組であったSSHを、昨年度から普通科にも拡大し、現在の2年生からは全校体制の研究活動を行っています。
その全校SSHの1期生である現在の2年生が、昨年度末から取り組み始めている課題研究の第1回中間発表会を体育館で行いました。
総合司会は、就任したばかりの生徒会副会長が務めます。
まずは、理数科のSR(サイエンスリサーチ)課題研究の発表です。
今回の中間発表会は、来年2月の海外研修で台湾に派遣される生徒の選考会を兼ねており、理数科は、台湾への派遣を希望する生徒が含まれているグループのみの発表でした。
審査には、日頃お世話になっている南日本新聞社からもおいでいただきました。
発表したのは、「車のフロントガラスの凍結予報サイトの開設及び解氷スプレーの開発」班・「SPM測定器の開発」班・「タイリクバラタナゴの攻撃行動」班・「ヤンバルトサカヤスデについて」班の4グループで、いずれも研究を始めて数ヶ月とは思えない内容の研究成果を発表しました。
つづいて、普通科のLPII(ロジックプログラムII)の発表は、ポスター発表です。
こちらは全グループがポスターを作成し、お互いにプレゼンテーションをし合う形でした。
今回の発表会は、台湾派遣の選考会でもありますが、主目的は順位をつけたりすることではなく、お互いの研究の途中経過を披露して、疑問を出し合ったり、周りのアドバイスをもらったりすることが最大の目的です。
この機会に、新しい視点や課題に気づいたグループ・生徒も多かったことでしょう。
今後の研究活動の深化・充実に期待したいと思います。
なお、この日の選考会(午後からは個人審査もおこないました)の結果、6人の台湾への派遣が決まりました。
さあ、海外研修まであと5か月、研究の充実に期待したいと思います!