公開日 2019年10月11日(Fri)
記事掲載にあたり,多くのお問い合わせをいただき,ありがとうございました。
お問い合せで,多く寄せられる質問について,この場をかりてご説明させていただきます。
Q.どんなテープを貼ればよいのか。
A.幅は4cm(余裕があれば5cm)
「糊残りしない」「塗装剥がれが起きない」テープをお勧めします。
表面が滑らかな市販テープであれば,表面の素材を気にする必要はないと考えます。
(実験で確認した内容ですが,長くなるため,割愛します)
Q. 自分で選んだテープで,ヤスデが滑るか,どうしても気になる。
A.ヤスデが滑るか心配な場合は,下の写真のようにテープにヤスデを載せた後, ゆっくりとテープを垂直に傾けてみてください。
垂直になる前にヤスデが滑れば,表面の素材としては使用できると考えられます。
Q.「糊残りしない」「塗装剥がれが起きない」テープは,どうやって選んだのか。
A. 私達は7~8月にかけて,下の写真のように候補のテープの小片を壁の目立たない(しかし,日は当たる)ところに貼りました。
2ヶ月後に剥がし,
糊残り・塗装剥がれがないテープを使用したところ,
4か月(本校のヤスデの発生シーズン9~12月)貼っていても,
「糊残り」「塗装剥がれ」は起きませんでした。
(2度の台風が来てもはがれませんでした)
ただし,壁とテープの相性は,建物ごとに違います。
本校の壁に適していたテープが,皆様の家屋の壁に適しているとは限りません。
皆様の家屋で予備の確認をせずに使用すると,糊残り・塗装剥がれの原因になります。
そのため,本校で使用したテープの銘柄をそのままお伝えする差し控えさせていただきます。
大事な家屋ですので,まずはテープと壁の相性を見ることを第一に考えていただければと思います。