公開日 2025年07月31日(Thu)
本日7月31日(木)、今年度第一回目の中学生一日体験入学が実施されました。今回の体験入学では、鹿児島市内の中学校を中心に119名の中学生の申し込みがありました。
中学生の生徒と保護者が体育館に集合し、ダンス部によるオープンセレモニーで中学生の皆さんを歓迎しました。その次に生徒会が作成した学校生活を紹介する映像を見て、SSH活動の一例としてBSアンテナ班による研究内容の紹介が行われました。
教頭先生が錦江湾高校のSSH事業について中学生と保護者に紹介しています。
BSアンテナ班による研究発表です。中学生の皆さんは、年の近い高校生の研究内容に真剣に聞き入っていました。
体育館での活動が終わった後は、それぞれ事前に応募していた教科に分かれて体験授業を受講しました。
英語の授業です。モニターに映し出された英文をALTピーター先生に続いて復唱しています。ペアワークを積極的に取り入れて、お互いに英語でコミュニケーションをとって皆で英語の楽しさを実感する時間となりました。
国語の授業では、今と昔のことばの違いに触れ短歌や俳句について学び、ことばの面白さを学びました。普段何気なく書いたり話したりしていることばや文字に意識を向けて授業を受けたことで、中学生の皆さんは明日から言葉の読み書きが一層楽しくなっていくのではないでしょうか。
数学の授業では、面積の授業が行われました。形状的に面積を求めるのが難しい問題でも、区分された正方形を活用して面積を求めるということを授業を受講した中学生の皆さんは学びました。今日学んだことを、普段の数学の勉強で生かせるようになるといいですね!
社会科目では、国際経済に関する授業が行われました。授業内で鹿児島の特産品とからめて経済について学んだので、中学生にとっても分かりやすい内容になっていました。また、実際のニュース映像を見て、現在鹿児島の特産品がどのような扱いとなっているかを視覚的に学ぶ一幕もありました。
理科(生物)では、キウイのDNAを抽出する実験を行いました。キウイのエキスを垂らした液体の水面上に何かが浮き上がり、受講した中学生は変化の表出を見て驚きの声を上げながら観察し、楽しく実験を行っていました。
理科(地学)では、火成岩について学びました。中学校の理科の授業でも火成岩について学んでいるとは思いますが、今日は実物を実際に観察することによって、詳細な構造や、それぞれ観察したものがどのように異なった特徴を持っているのかということに気づくことができました。このように自分の目で見て学ぶということが学習では1番大切なことですね!
中学生の皆さんは、どの教科も熱心に受講していました。高校にあがると、学習の内容も中学校よりレベルがあがっていきます。高校に入学した際にスタートダッシュがきれるように、今日の体験授業で学んだことを生かしながら夏休みや2学期以降の学習も充実させていってくださいね!
※理数科説明会、部活動体験の内容は次の記事にて紹介いたします。