SSH関連
2025年09月17日(水)
パール桜島班 研究展示企画「特別な桜島を見てみませんか?」
本校のSSH活動の一環として取り組んでいる「パール桜島班」の研究展示が、マリンパレスかごしまのラウンジにて行われています。
桜島の山頂に満月が重なる「パール桜島」の景観をテーマとした研究を紹介し、訪れた方々に鹿児島の自然の魅力を感じてもらえる企画です。
この展示は、昨年度の卒業生が中心となって行っていた研究がマリンパレスかごしまの方の目に留まり、地域と連携した企画として実現しました。現在も卒業生が研究を継続しており、その努力と持続力が実を結んだ形です。
桜島と満月が織りなす美しい景色は、科学的な探究心と地域の文化的価値の両方を感じさせるものであり、展示を通じて多くの方々に新しい視点を提供しています。今回の展示が、鹿児島の魅力をさらに広めるきっかけとなることを願っています。
2025年09月11日(木)
お弁当箱班
2年生の普通科は,LPIIとして週1時間および夕活を利用して,取り組んでいます。10月23日(木)に開催されるSSH中間発表会に向けて,現在実験やデータ収集を行っています。
今日は,お弁当箱班の活動を紹介します。登校してきたらお弁当の中身がグジャグジャになって,悲しくなった覚えはありませんか?いかに詰めれば崩れないか,と言うテーマで研究しようとしている班を,紹介します。シチュエーションとしては,錦坂登ったところでチャイムが鳴り,走って3階まで駆け上るものです。
模擬的に作ったお弁当を,カバンの底に入れます。
「位置について」よ~~~い
ドン!
携帯でビデオを撮影しているのは,教員の許可をもらっています。
階段も本気で登っています!!
50秒で駆け抜けましたが,予想よりも中身が崩れていません。階段ダッシュは持ちこたえるのかな? 自転車のカゴが鬼門かしら?まだまだ実験を重ねていく必要がありますね!
全国のお母さんたちの味方になる(かもしれない)研究です。是非成果を上げてください!
2025年09月09日(火)
パール桜島班 part13
9月8日は パール桜島 でした!
皆さんは観測することはできましたか?今回は雲行きが怪しく不安でしたが、なんとか撮影することができました!鹿児島市の夜景とともに写るパール桜島の絶景をご覧ください!2025年09月05日(金)
パール桜島班 part12
9月8日(月)の夜はパール桜島の日です!
19:22に観測できる予想です!
今回は、いおワールドかごしま水族館近くにあるウォーターフロントパークが観測おすすめスポットです!
撮影した写真は #パール桜島 で投稿していただけると嬉しいです!
また、この日は午前中ではありますが、皆既月食でもあるそうです!日本で観測できるのは約3年ぶりなので、ぜひ観測してみてください!2025年09月04日(木)
研究者講義
本日、株式会社エルムの代表取締役であり、研究や事業の両面で国内外にわたり活躍されている宮原隆和氏をお招きし、研究者講義を実施しました。
講義では、宮原氏がご自身の会社で取り組まれている事業や研究を例に挙げながら、「研究における気づきの大切さ」や「課題研究の面白さ」についてお話しいただきました。日常の中で感じた小さな疑問を大切にすること、それを出発点として研究を進めていくことが、新しい発見や成果につながるという言葉は、生徒たちにとって大きな刺激となりました。
また、研究の枠を超えて「やりがいを持って仕事をしていくこと」の重要性にも触れられ、進路を意識し始める生徒たちにとって、自分の将来像を考える貴重な機会となりました。
今回の講義を通じて、生徒たちは研究を進める上での姿勢だけでなく、将来につながる学びを深めることができました。
2025年08月06日(水)
パール桜島班 活動紹介 Part11
8月9日(土)はパール桜島の日です!
19:50に観測できる予想です!
今回は、ちょうど仙巌園で観測することが出来ます!撮影した写真は #パール桜島 で投稿していただけると嬉しいです! 2025年07月30日(水)
何かが始まる錦江湾高校!
明日は中学生の一日体験入学です。
そんな錦江湾高校の,外に面した渡り廊下に何か張り出されています。何だろう?
いま,錦江湾高校で何かが始まろうとしています!!!
詳細は続報を待て!
2025年07月29日(火)
かがわ総文祭2025 自然科学部門に2班が参加 ~シジミ班が全国ベスト8に~
2025年7月、香川県で開催された全国高等学校総合文化祭(かがわ総文祭)自然科学部門に、本校から2つの研究班(サクラ班・シジミ班)が参加しました。両班とも日頃の研究成果を発表し、多くの来場者や審査員の注目を集めました。
サクラ班は「サクラの花弁の散り方を紙で再現する」というテーマで発表。過去の先輩方の研究を引き継ぎ、サクラの花弁の落下パターンを紙片で再現し、形状の違いによって回転の有無や種類がどのように変化するかを詳しく検証する研究です。
シジミ班は「ムラサキツバメを取り巻く生き物たちの相互関係」というテーマで発表し、生物部門奨励賞(全国ベスト8)を受賞しました。ムラサキツバメというチョウとアリの随伴関係に注目し、アリの種類や寄生バチ・ヤドリバエなどの寄生率、随伴の有無による影響などを定量的に分析した研究です。
午後からは、参加生徒全員で香川県の屋島古戦場と、墓石の最高級石材である「庵治石」の石切り場を見学する巡検活動にも参加し、地域の自然・文化にも触れる充実した1日となりました。
全国大会という大舞台で、自らの研究成果を伝える経験は、生徒にとって大きな自信と学びになりました。
2025年07月24日(木)
自由研究お助け隊(オンラインの部)
本校では、夏休みの恒例行事である「自由研究お助け隊」を現地開催に加え、離島などにお住まいの児童を対象に「オンラインの部」を実施しました。
直接の参加が難しい子どもたちにも、科学の面白さや探究の楽しさを届けることを目的としています。今回は、身近な素材である「紫キャベツ」を使った色の変化に関する実験を行いました。紫キャベツに含まれる「アントシアニン」という成分が、酸性やアルカリ性の液体に反応して色を変える性質を利用し、酢や重曹水などを使って色の変化を観察しました。
オンラインでの実験ではありましたが、画面越しに一緒に準備し、講師の説明に合わせて操作しながら、実際に色が変わっていく様子を体験しました。驚きや喜びの声が聞こえてきて、距離を超えた一体感のある時間となりました。また、実験だけでなく「自由研究の進め方」や「どうやってテーマを発展させるか」「疑問を見つけるための視点」などについても解説を行いました。実験をきっかけに、どうやって自分だけの自由研究につなげていくかというステップを紹介し、自ら考えて深めていくサポートも行いました。
今後も本校では、場所に関係なく、すべての子どもたちに科学の楽しさを届けられるよう、こうしたオンライン企画も継続して実施してまいります。8月21日(木)には第2回を予定しております。
2025年07月23日(水)
令和7年度 夏休み自由研究お助け隊(現地開催の部)
本校のSSH活動の一環として、小学生を対象に「夏休み自由研究お助け隊(現地開催)」を実施しました。今年度は、4つの体験型コースを用意し、子どもが自ら体験しながら科学や自然への関心を深められるイベントとなっています。
「磁石で遊ぼう」では、磁石の基本的な性質から応用的な現象までを楽しく学べる内容で、特に磁性を持ったスライムを作って動かす実験は、子どもたちから驚きの声が上がっていました。身近なものの中にある「不思議」を体験できる時間となりました。
「わくわく実験教室」では、理科の面白さがぎゅっと詰まった実験を2つ行いました。1つは自分だけの模様が楽しめる万華鏡づくり、もう1つは液体を球状に固めて作る人工いくらの実験です。子どもたちが丁寧に作成している様子が印象的で、完成品を手に達成感を味わっていました。
「昆虫標本をつくろう」では、本校敷地内での自然を生かした昆虫採集のフィールドワークから始まりました。さらに、博物館から提供していただいた貴重なハチの巣の観察も行い、昆虫の多様性や生態の面白さに触れました。昆虫の標本づくりのコツなども紹介されました。
「植物標本をつくろう」では、自然の中での植物採集のフィールドワークを実施。葉の形や色、茎の構造などに目を向けながら採取し、その後は本格的な標本作成に取り組みました。完成した植物標本は、夏休みの自由研究としても十分活用できる内容となっています。
それぞれのコースは、本校の高校生や職員が丁寧にサポートし、小学生たちの「なぜ?」という気持ちに寄り添いながら活動を進めました。参加した子どもたちにとって楽しい夏の思い出であると同時に、自分自身の興味や疑問を深める貴重な経験になってくれたらと思います。
今後も、本校では地域の子どもたちに科学の魅力や探究活動のおもしろさ、探究活動のやり方などを伝える活動を継続してまいります。
2025年07月18日(金)
平川動物公園 連携協定締結式
本校はこのたび、鹿児島市の平川動物公園と連携協定を締結しました。締結式は平川動物公園にて行われ、本校代表である校長と鹿児島市公園公社の理事長が協定書にサインを交わしました。
平川動物公園は、市民の憩いの場であると同時に、動物に関する調査研究や環境保全・生物多様性に関する教育普及活動の拠点として重要な役割を担っています。一方、SSH(スーパーサイエンスハイスクール)指定校である本校では、生徒たちが地域の自然や生き物に関心を持ち、探究活動を深める取り組みを積極的に行っています。
今回の協定は、平川動物公園のご協力のもと、生徒がより専門的で実践的な学びを得られる場を提供し、双方の資源と機能を有機的に活用することで、生徒の成長と地域社会への貢献を目指すものです。今後の連携活動がとても楽しみです。
2025年07月18日(金)
第1回学校関係者評価委員会
7月17日(木),第1回学校関係者評価委員会を行いました。
錦江湾高校が現在注力していること,問題と捉えていることなどを説明し,委員の皆さんから「錦江湾高校が今何をすべきか,将来どのようにしていくべきか」という点についてご意見いただきました。
現在大きく変わりつつある社会情勢や中学生からの要望,育てるべき生徒像などをしっかりと確立し,錦江湾高校の目指すべき姿を確認して参ります。
今後ともよろしくお願いします。
2025年07月10日(木)
2年生課題研究のプレプレ中間発表会
7月10日(木),2年生は普通科(LP-II),理数科(SR)のプレプレ中間発表会を行いました。本当の中間発表は10月中旬ですが,それまでに何度か発表会をしながら,自分たちの現在の位置を見つめ直し,夏休みに向けて何ができるのかを考える機会にして欲しいという想いです。
現在までの状況報告なので,パワーポイントを作るまで進んでおらず,写真を提示するので精一杯でした。それでも,今まで自分たつが何をしてきたのか,これから何をしようと思っているのか,自分たちなりに考えて発表しました。
先生方からは「発表中にキーワードを意識して,それを強調するようにした方が良い」というテクニックや,もっと文献を調べる必要があったり,とんでもない新発見の可能性もあるという話がありました。
一番大切な指摘が「メモを取ること」です。発表グループの中でも役割分担し,質疑応答でどのように応えたか,先生方からどんなアドバイスがあったか,メモを取ることの重要性をもっとみんなに理解して欲しい,という要望でした
普通科の生徒たちも,自分たちなりの現在までの状況を話しています。「こういう風になったら,MBCのコンテストに出られるかも!」というような,具体的な目標を持つのも必要ですね!そのために,夏休み期間も頑張って!
2025年07月08日(火)
パール桜島班 活動紹介 Part10
7月11日(金)の夜はパール桜島の日です!
20:35に観測できる予想です!
今回は、またもや仙厳園から1kmほど北上したところにある西郷隆盛蘇生の家付近が 観測おすすめスポットです!撮影した写真は #パール桜島
で投稿していただけると嬉しいです!2025年07月02日(水)
【中学生対象】一日体験入学参加者募集中!
【再掲します】
本校では、7月31日(木)と8月22日(金)の2回にわたり、「一日体験入学」を実施します。
授業体験や学科紹介を通して本校の雰囲気を実際に感じていただけるだけでなく、SSHの取り組みについても詳しく知ることができます。また、部活動体験も実施予定で、特にサイエンス部では、本校SSHイベントのひとつである「理科好き集まれ!」を開催します。
このイベントでは、実際に本校で行っているような探究活動を体験できる内容となっており、理科に興味のある中学生にとって貴重な機会となっています。現在、参加申し込みを受付中です。多くの皆さんのご参加をお待ちしています!
参加申し込みはこちら
2025年06月28日(土)
第4回夜の学校説明会
錦江湾高校では,令和7年から「夜の学校説明会」を始めました。これは事前申し込みせずに「フラッとおいでください」というハードルを下げた催しです。
第4回には,中学生11人と保護者ら14人,合計25人と大盛況でした。
まずは明るいうちに,校舎内を案内します。
生徒館4階からの眺めは,非常に素晴らしく,桜島がとてもきれいに見られます。
本館の吹き抜けには4期生が設置してくれた「フーコーの振り子」がありましたが,現在は故障中です。直すには300万円かかるということで,少し残念です。
生徒たちの憩いの場,自販機のあるピロティです。令和7年からは,アイスクリームの自販機も導入されました。
まほら館に戻り,本校の特徴を説明します。
6月10日にKYTニュースで縫製された,本校3年生が福平中学校で課題研究を披露した番組も,見ていただきました。
錦江湾高校は,他の普通科高校と比べて生徒が自分で自分をプロデュースする機会が多いです。その主体性を生かして,卒業後も大きく羽ばたいていけるように,カリキュラムを組んでいます。
夜の学校説明会は,最後に6月30日(月)があります。午後6時30分に,お気軽においでください。
2025年06月25日(水)
写真コンテスト(後半)
前回の写真コンテスト前半では、生徒それぞれが身の回りの不思議や気になる現象を見つけ、写真に収める活動を行いました。
今回の後半では、撮影されたすべての写真を体育館に掲示し、生徒同士で「おもしろい視点」「興味深い着眼点」を持つ写真に投票しました。さらに、いくつかの代表的な写真を取り上げ、その写真からどのような仮説が立てられるか、またその仮説をどのように検証できるかをグループで考え、発表する活動も実施しました。
身近な疑問から探究の視点へと発展させるこの活動を通して、生徒たちは探究活動の第一歩を体感することができました。2025年06月16日(月)
第1回夜の学校説明会
錦江湾高校では,令和7年から「夜の学校説明会」を始めました。これは事前申し込みせずに「フラッとおいでください」というハードルを下げた催しです。6月16日(月)は,第1回目でした。誰も来なかったらどうしよう・・・という不安も,参加者の笑顔に吹っ飛びました!
図書館「まほろ館」にて校長から,錦江湾高校が他校にない「特別な挑戦」をしていることを挨拶として伝えられました。
明るいうちに施設を見て回りました。映っていませんが,建設中の体育館の様子を見ながら,今後の錦江湾高校の可能性を語り合いました。
理科棟の渡り廊下,何ともない光景ですが,ここで調査したジョロウグモの研究が,自然科学の高校生発表会で優秀と表彰されました。そんな逸話を話しながら,学校施設を紹介しました。
再びまほろ館に戻り,錦江湾高校の秘密についてお伝えしました。鹿児島市内から少し遠くに感じますが,その立地条件を覆すほど,錦江湾高校には魅力があふれています。それは・・・・・
あと4回,夜の学校説明会がありますので,秘密はいつか機会があれば紹介します。ぜひ「夜の学校説明会」においでください。
今後の予定:あと4回!!
毎回午後6時30分から7時30分までの予定です。駐車場は空いているところに御自由にお停めください。
6月20日(金),6月24日(火),6月26日(木),6月30日(月)
2025年06月12日(木)
【小学生対象】令和7年度「自由研究お助け隊」参加者募集中
今年度も「自由研究お助け隊」を実施いたします。
小学生を対象に、自由研究のヒントとなる科学的な視点や考え方、表現方法を楽しく学べるイベントです。
4つのコースから1つを選んで参加でき、実験や観察を通して科学への興味・関心を育む内容となっています。
自由研究のテーマ選びやまとめ方にも役立ちます。
理科が好きな子はもちろん、自由研究に悩んでいる子にもおすすめのイベントです。
申込みはこちらから → https://forms.gle/HKPgwuGHJpgitD3x9
申込期間:~7月13日(日)
2025年06月12日(木)
令和7年度 SSH通信No1
本校のSSH活動の様子を紹介する広報誌「SSH通信 No.1」を発行しました。
今回の内容では、本校独自のSSHプログラムの紹介をはじめ、SSHでの探究活動を通して自らの進路を切り拓いた先輩へのインタビューや、日々研究活動に取り組んでいるサイエンス部について掲載しています。また、小中学生を対象とした外部向けイベントの情報なども掲載しており、探究活動と理数教育の楽しさを知れます。
「SSH通信」は年間2回の発行を予定しており、今後も本校の探究活動や生徒たちの成長の様子を、さまざまな角度からお届けしていきます。ぜひご覧ください。
2025年06月04日(水)
1年生課題研究分野分け
1年生を対象にした課題研究の「分野分け」の活動が行われました。今後のテーマ設定に向けて、自分がどのような分野に関心を持っているかを見つめ直し、最初の一歩を踏み出すための大切な機会です。
はじめに校長先生と教頭先生から、テーマ設定にあたって大切にしてほしい視点についてお話がありました。「地域の課題に目を向けてほしい」「自分の足で調べられる題材を選ぶこと」「データが取れそうかどうかをイメージしてから考えること」などの実践的なアドバイスがありました。さらに、インターネットで調べた内容をそのまま使うのではなく、複数のデータを自分なりに比較・分析することの大切さにも触れられました。
発表や質疑応答の場面でも活用できる「5W3H(What, Why, Who, When, Where, How, How many, How much)」という視点を紹介していただき、自分の研究を具体的に考えるヒントをいただきました。連携できる企業なども紹介していくことで見通しをもって分野分けが行えたことでしょう。
その後、生徒たちは興味のある分野を選び、自身の関心と向き合いながら、テーマ設定に向けた準備を進めていました。
今後は選んだ分野の中で、実際に調査可能で、かつ課題として深掘りできるテーマを具体的に考えていく予定です。
SSHの課題研究は、自ら問いを立て、検証し、社会に向けて発信していく貴重な学びの場です。今回の活動が、1年生にとって実りある研究のスタートとなることを期待しています。
2025年06月03日(火)
パール桜島班 活動紹介 Part9
6/11水曜の夜はパール桜島の日です!20:11に観測できる
予想です!今回は吉野公園あたりから撮影できます! 現在は雨の予報ですが、晴れることを祈っておきましょう! 撮影した写真は
#パール桜島 で投稿していただけると嬉しいです!2025年05月28日(水)
写真コンテスト
本校では、探究活動の一環として「写真コンテスト」を実施しています。
この取り組みは、身近な日常の中から“疑問”や“気になること”を見つけ、それを写真に収めるというユニークな活動です。単なる写真の美しさを競うのではなく、「どんな視点で切り取ったか」「どんな疑問をもとにテーマを立てたか」といった着眼点の面白さを重視して評価していきます。
今回はその第1ステップとして、生徒たちが実際に本校敷地内で写真を撮影する活動を行いました。
どの生徒も「なんでこうなっているんだろう?」「ちょっと変だな」と思う瞬間を逃さずカメラに収めようと、楽しみながら真剣に取り組む様子が印象的でした。
今後は、撮影した写真を持ち寄ってコンテストを行い、おもしろい「気づき」を評価します。またその写真から導かれる“仮説”と“検証方法”を考えるワークに発展させていく予定です。
日常の中にある小さな「?」が、探究の第一歩。今回の活動を通して、生徒たちが自ら問いを立て、考える楽しさに気づいてくれることを期待しています。
2025年05月27日(火)
三学会で発表しました(クモ班,ビワ班)
5月24日(土),日本動物学会・植物学会・生態学会の九州支部が一堂に集まる三学会の2025年次大会が,鹿児島大学理学部を会場に開催されました。
本校からは普通科のサイエンス部,クモ班とビワ班が出場しました。
クモ班は,理科棟の4階分の外通路をフィールドにして,いつ,どこに,どのようにジョロウグモが止まっているかをカウントし,そこから見られる季節変化や行動の違いなどをまとめていました。
ビワ班は,平川ビワとしても有名な地元の産物から,ビタミンなどの有効成分を含むお茶を作ることができないか,検討しました。
高校生の参加者全員に,奨励賞の賞状が贈呈されました。
学会に集まった九州各地の研究者から,いろいろなことを尋ねられたのも,大きな一つの財産となったことでしょう。頑張れ!錦江湾高校生!!
2025年05月26日(月)
パール桜島班 活動紹介 Part8
5月13日は #パール桜島 の日でした!久しぶりの晴れ間で、綺麗に観測することができまし
た!次回は6月11日です!お楽しみに! 2025年05月21日(水)
シャッフルゼミ発表
「シャッフルゼミ」の発表会が行われました。シャッフルゼミは本校サイエンス部を対象としたSSHの取り組みで、普段の研究とは異なる共通テーマに取り組み、3週間ほどの期間内で調査・分析を行い、その成果を発表する企画です。今回は「錦坂の上りにかかる消費エネルギーの算出」というテーマのもと、複数の班に分かれて探究活動を進めました。
生徒たちは実際に坂を上る際の移動距離や傾斜、速度、身体の質量などのデータを収集・分析し、人が坂を上るときにどれほどのエネルギーを消費しているのかを科学的に考察しました。調査では、ストップウォッチやアプリを活用した測定、体重や勾配の違いによる比較など、さまざまな視点からのアプローチが見られました。
本日の発表会では、限られた時間の中で導き出した仮説や結果を、工夫を凝らしたスライドや説明を用いて発表。発表後には質疑応答も活発に行われ、他班の視点からの気づきや新たな視野が広がる機会となりました。
普段とは違うメンバーと協力し合いながら、与えられたテーマに挑戦することで、生徒たちは課題解決力や発想力を養うことができました。
2025年05月21日(水)
気づき発見講座
1年生を対象に「気づき発見講座」が行われました。
この講座では、先生方が自身の大学時代の経験や、課題研究のテーマを見つけるための“ものの見方”や“発想のヒント”について話してくださいました。
生徒たちは、普段の生活の中にある小さな「なぜ?」や「ふしぎだな」と思う気持ちが、研究のきっかけになることを学びました。
講座の後はワークシートに、印象に残った話や自分の身の回りで気になることなどを記入し、テーマ設定への第一歩を踏み出しました。
これから始まる課題研究に向けて、自分だけの「気づき」を大切にしながら、探究の目を育てていってほしいと思います。
教育実習の先生も経験談を語ってくれました。
2025年05月15日(木)
1年生SSHの取り組み(5月14日)
5月14日(水),ベネッセの講演会に引き続き,1年生はSSHのテーマ決めに関するヒントを得る講演会を開きました。講師は理科:生物の小溝先生です。
小溝先生は過去に錦江湾高校で一緒に研究した生徒が,今では筑波大学の助手に採用されたOBの活動を紹介されました。
千個以上のオトシブミ(甲虫の仲間)の卵を守るゆりかご(幼らん)を容器に入れて,オトシブミが出るのか寄生バチが出るのか,出てきた寄生バチにはどのような種類が「どれだけ」いるか,そういう数を丁寧に集めることでグラフを作ることができ,「これってどうして?」という新たな疑問が湧き出て,研究内容がどんどん深くなる,というお話をされました。
1年生の皆さん,6月4日(水)と6月25日(水)をつかい,何をテーマに課題研究に取り組むのか,それにより同じことを追求してくれる仲間と班づくりを行います。
もちろんこの時間だけでは足りません。夕活を使ったり,放課後に少し集まって話し合うなど,自分たちの「調べてみたいこと」を,是非考えてください。
やらされるのではなく,「自分たちが突き止めたいと思う疑問や問題点」を見つければ,皆さんの活動がより楽しくなるはずです。錦江湾高校は,そんな生徒のときめきを,力一杯応援します!
2025年05月09日(金)
パール桜島班 活動紹介 Part7
(Part7)
5月13日(火)の夜はパール桜島の日です!20:22に観測できる予想です!今回は仙厳園から1kmほど北上したところにある西郷隆盛蘇生の家付近が観測おすす めスポットです!撮影した写真は #パール桜島 で投稿していただけると嬉しいです! 2025年05月01日(木)
2年生課題研究のイントロ講座
5月1日(木),2年生の普通科課題研究LPII,理数科の課題研究SRが合同で,課題研究を高めるためのイントロ講座を行いました。
講師の大迫先生は「研究を進めていく流れ」「どんな大会があるのか?」「発表に必要な準備」について,お話しなされました。
テーマ設定のコツとして,(1) A と B の関係について研究する,(2) なぜ C は D なのか?,(3) 不便なことを, E (をつくること)によって解決する,というような視点が大切とお話しになりました。テーマを考える際に,当てはめると面白いでしょうね。そしてデータをとり,そのデータを加工してグラフなどを作り,聴衆を納得させるような話を作り上げる楽しさを紹介しました。
理系な内容のみならず,人文系な内容でも,発表会にチャレンジすることは,とても良いことです。初めて会った人に自分たちの言葉で話した内容が伝わるのか,その経験だけでも皆さんを大きく成長させてくれます。頑張れ!錦江湾高校生!!