学校教育活動
2022年04月06日(水)
徒然なるままに...1656

2020年02月18日(火)
高校生のための論文作成講座
2月17日(月)の午後に,2年生を対象に「高校生のための論文作成講座」が行われました。講師は鹿児島大学理学部生命化学科の神長暁子先生でした。論文を書く目的やプレゼンテーションとの違い,論文の構成や書式など,研究成果を言語化し発信するための基本を指導していただきました。また,自然科学系,社会科学系の論文作成で重要になる表や図・グラフの書き方,段落の構成,正しく伝えるための表現方法など実践的な内容も指導していただきました。2年生はこれから3年生にかけて,それぞれの研究成果をまとめる論文の作成を行っていきます。
2020年02月13日(木)
令和元年度SSH生徒課題研究発表会
2月7日(金)に宝山ホールで生徒課題研究発表会が行われました。課題研究発表会とは,本校の理数科,普通科の2年生が課題研究で研究・調査した内容を発表する場です。
開会式では,本校のSSHの取り組みを普通科と理数科それぞれの生徒が紹介しました。
続いて普通科・理数科あわせて16班によるステージ発表が行われました。
普通科~LP(ロジックプログラム)
1.養生テープを用いたヤスデテープ防除法の改良を目指して
2.アマミノクロウサギと共存するためには
3.錯視について
4.効率の良い暗記方法について
理数科~SR(サイエンスリサーチ)
5.紙おむつの原料で防災 ~電解質に対するポリアクリル酸ナトリウムの評価~
6.滞空時間の長い紙飛行機を目指して
7.酵素を用いて肉を柔らかくする研究
8.ルービックキューブについて
9.BSアンテナを用いた太陽の表面温度測定
10.現代における数学学習の状況について
11.メンタルトレーニングと競技力向上の関係性
12.炎色分光度計による各金属イオンの定量とその応用に関する研究
13.課題遂行におけるBGMの効果
14.小水力発電の効率化の研究
15.夏季静穏日における鹿児島沿岸の海陸風の特性【機種依存文字】 ~喜入はなぜ陸風が吹かないのか?~
16.駆除・防除に向けてヤンバルトサカヤスデの行動を追う
質疑応答では活発に質問も出て,盛り上がりました。
審査をしてくださる大学や博物館等の先生方に加えて,
研究にご協力いただいた大学の先生方も多くご参加くださいました。午後からは普通科によるポスター発表が行われました。

2年生は,これから研究した成果を論文にまとめることになります。
2019年12月18日(水)
SSH先輩からのアドバイス講座
12月12日に,SSH事業の一環として1年生全員を対象に,社会や上級学校で活躍する先輩の講話を聴く「先輩からのアドバイス講座」が実施されました。講師はJX喜入石油基地株式会社の鈴さんと筑波大学理工学群工学システム学類の荒川さんでした。
鈴さんは社会人として働くなかで高校から大学の研究を通じて身に付けた原因を追究する姿勢が役立っていること,就職活動の難しさや英語を学ぶことの大事さ,そして未来は無限大なのでいろんなことにチャレンジしようと話をされました。
荒川さんは化学研究部の研究のおかげで現在の大学に入学できたこと,自分に合った入試制度を調べることの重要さ,大学の仕組みやそこで学ぶことの魅力,大学で行っている研究の内容やこれから大学院で研究したいことなどを話をされました。
1年生は,理数科,普通科ともに,それぞれの班に分かれてテーマを決めて研究を行うことになります。先輩方のアドバイスを活かして積極的に研究活動に取り組んでもらいたいと思います。
2019年12月04日(水)
1年理数科による小・中学校への出前授業
11月22日の午後から理数科1年生は福平小、喜入中、谷山北中の3つの学校へ赴き、理科の出前授業をさせていただきました。科学系の研究部に所属している生徒以外は,今回が校外で発表を行う初めての機会です。
福平小
サイエンスショーとして空気砲,液体窒素,紙トンボ,ベンハムのコマ,人工イクラ,オレンジオイルで文字を書こうの6種類の実験を行いました。
谷山北中
イオンペンと磁石による実験を行いました。
喜入中
イオンペンとつかめる水の実験を行いました。
今回、出前授業では初めて試みる実験もあったため、なかなか、生徒の思うようにいかない点もありました。しかし、思い通りに行かない理由を考えることによって新しい発見が生まれ、それを解明し克服することによって、生徒たちも成長していくと思います。
また、母校に戻った生徒は、少しでも成長した姿を先生方や後輩の皆さんに見せることができたのではないでしょうか。
小学校・中学校の皆さん、出前授業に参加していただきありがとうございました。
2019年11月14日(木)
鹿児島県SSH交流フェスタ
11月8日金曜日に,宝山ホールで鹿児島県SSH交流フェスタが行われました。このフェスタは,鹿児島県内のSSH指定校が4校になったのをきっかけとして今回初めて開催されました。
鹿児島県内のSSH指定校以外にも宮崎県,佐賀県の高校や県内の4高校の参加があり,日頃の研究成果を発表しました。
開会行事の後,午前中は県内のSSH指定校4校7グループの発表が行われました。
本校からは「ヤンバルトサカヤスデの生態について」
「炎色分光度計による各金属イオンの定量とその応用に関する研究」の2グループが発表を行いました。
多くの生徒から質問が出て質疑応答も盛り上がりました。
昼食後,各分野ごとにポスター発表が行われ研究内容の紹介や質疑応答が行われました。
後半のステージ発表は県内外の高校4グループの発表が行われました。
閉会行事において表彰が行われ,錦江湾高校の「炎色分光度計による各金属イオンの定量とその応用に関する研究」が最優秀賞を受賞しました。
参加した生徒たちは他の学校やグループの研究発表に触れ,今後の課題研究をさらに深めていく良いきっかけになったと思います。
2019年10月11日(金)
理数科課題研究の取組が南日本新聞に掲載されました

記事掲載にあたり,多くのお問い合わせをいただき,ありがとうございました。
お問い合せで,多く寄せられる質問について,この場をかりてご説明させていただきます。
Q.どんなテープを貼ればよいのか。
A.幅は4cm(余裕があれば5cm)
「糊残りしない」「塗装剥がれが起きない」テープをお勧めします。
表面が滑らかな市販テープであれば,表面の素材を気にする必要はないと考えます。
(実験で確認した内容ですが,長くなるため,割愛します)
Q. 自分で選んだテープで,ヤスデが滑るか,どうしても気になる。
A.ヤスデが滑るか心配な場合は,下の写真のようにテープにヤスデを載せた後, ゆっくりとテープを垂直に傾けてみてください。
垂直になる前にヤスデが滑れば,表面の素材としては使用できると考えられます。
Q.「糊残りしない」「塗装剥がれが起きない」テープは,どうやって選んだのか。
A. 私達は7~8月にかけて,下の写真のように候補のテープの小片を壁の目立たない(しかし,日は当たる)ところに貼りました。
2ヶ月後に剥がし,
糊残り・塗装剥がれがないテープを使用したところ,
4か月(本校のヤスデの発生シーズン9~12月)貼っていても,
「糊残り」「塗装剥がれ」は起きませんでした。
(2度の台風が来てもはがれませんでした)ただし,壁とテープの相性は,建物ごとに違います。
本校の壁に適していたテープが,皆様の家屋の壁に適しているとは限りません。
皆様の家屋で予備の確認をせずに使用すると,糊残り・塗装剥がれの原因になります。
そのため,本校で使用したテープの銘柄をそのままお伝えする差し控えさせていただきます。
大事な家屋ですので,まずはテープと壁の相性を見ることを第一に考えていただければと思います。2019年09月02日(月)
1年理数科アカデミックイベント
8月23日に理数科の1年生がアカデミックイベントに参加しました。この行事は研究機関である大学と連携して実験・実習を行うことにより,科学に対する興味・関心を高めるために行われているものです。
今回,物理・化学・生物・地学・数学の5つの班に分かれてそれぞれ鹿児島大学で実験・観察を行いました。
物理コースでは「音の科学」というテーマで音に関する実験を行い,コンピュータを用いたシュミレーションによってその仕組みを学びました。
化学コースでは「蛍の生物発光の化学」というテーマで蛍の発光するメカニズムを実験や講義を通して理解し,その活用例について学びました。
生物コースでは「カエルの卵の発生」というテーマでカエルの卵を用いた実験により,分裂細胞における周囲の細胞・物質の存在意義を学びました。
地学コースでは「鉱物と火成岩の美しさを感じよう!」というテーマで火成岩や火成岩を観察し構成鉱物と岩石組織に基づいて鑑定する方法を学びました。
数学コースでは「プログラミング入門」としてプログラミングを行うことにより,数学の問題を解き,さらに新しい発見を行う方法について学びました。
今回,実際に大学を訪問して,そこで行われている最新の研究の様子に触れることにより視野が広がり,これからのSRの研究などに活かすことができると思います。
ご指導いただいた鹿児島大学の先生方,学生の方々ありがとうございました。
2019年08月06日(火)
わくわく実験教室を開催
8月3日(土)、鹿児島市のイオン鹿児島で、「わくわく実験教室」を開催しました。
当日は、小学生やその保護者のみなさんなど、たくさんの方々にお越しいただき、イオンの開店直後から、受付開始時刻までの間に行列ができるなど、大盛況でした。
化学研究部・生物研究部の生徒たちが、その日一日、先生になって、来場してくれたこどもたちに科学や実験の楽しさや不思議さを一生懸命伝えました。
スライムや芳香剤などをつくったり、電磁石で魚を釣ったり・・・・・参加してくださったみなさん、楽しんでいただけたでしょうか?
午前中1回、午後2回、各1時間ずつの実験教室に、あわせて2000人近くの方々がおいでくださいました。
錦江湾高校生にとっても、子どもたちとコミュニケ-ションを取りながら教えるなど,普段は経験出来ない良い経験になったようです。
当日、御来場いただいたみなさん。イオン鹿児島のみなさん。
誠にありがとうございました。
2019年08月05日(月)
サイエンスインターハイ@SOJO 準グランプリ!
7月28日(日)に熊本の崇城大学で開催された「サイエンスインターハイ@SOJO」に,本校の普通科3年生と科学系の研究部が参加しました。
開会式会場
サイエンスインターハイは,九州各地から高校生が集まり,研究活動の成果をポスターセッション形式で発表する場です。3年生はこれまで取り組んだLPの課題研究を発表する場でもあります。
140以上の応募がある中,まず書類審査にて,22の研究がコンペティション部門として選ばれました。
本校からは,次の研究が選ばれました。
・剥離可能な耐候性マスキングテープを利用した
外来種ヤスデ「テープ防除法」の改良会場中に研究成果をまとめたポスターが並んでいます。
発表する生徒はポスターの前に立ちます。
数あるポスターの前を,多くの高校生や教員,大学教授の方々が行きかいます。興味を持って下さった方が来られたら,生徒は研究内容を発表をしたり,質問に答えたりします。
先生方から厳しい質問や指摘が来ることもあります。
そのために,生徒は事前に想定される質問を考え,相手に納得していただける回答を準備する練習を重ねています。
この練習を重ねることで,本校生徒は説明する力だけではなく,自分たちの研究テーマに対する客観的な視点を磨いています。発表の後は講演会が行われ,大学で行われている最先端の研究の内容などを知ることが出来ました。
講演会後に表彰式が行われ,
剥離可能な耐候性マスキングテープを利用した
外来種ヤスデ「テープ防除法」の改良が準グランプリを受賞しました。
研究の大まかな内容は以下の通りです。
日本に侵入し,大量発生している外来種のヤスデ
(ヤンバルトサカヤスデ)の屋内侵入方法の改良を
試みたものです。
従来から提唱されている「テープ防除法」を改良し,
ガムテープやアルミテープの代わりに,
《特定の方法》で選んだマスキングテープ(養生テープ)を
《いくつかの注意点》を守って
屋外に一周するように貼ります。すると,
「安くて」(一般家屋の場合,1シーズン500円程度)
「簡単に剥(は)がせて」
「鹿児島の屋外に4カ月(炎天下の8月を含め)耐えられ」て
ヤスデの屋内防除を「98%阻止可能」
であることが分かりました。
実験では,塗装剥がれや糊残りもありませんでした。
表彰会場
