学校教育活動
2019年04月16日(火)
1年BSオリエンテーション
本日は1年理数科はBSオリエンテーションがありました。
BSとは「ベーシックサイエンス」の略です。
直訳すると「基礎科学」となります。
理数科は2年生になると,グループに分かれ,
興味に応じて課題研究を行います。
そのために必要な基礎的な知識や技能を
BSという授業で培います。
今日はそのオリエンテーションです。
担当の先生から本校のSSHの仕組みや流れ,
1年間のスケジュール等の説明がありました。
また,
2月に課題研究の発表会を終えた3年生が
自分たちが取り組んだ課題研究について
説明をします。
微粒子であるSPMを安価で正確に測定する
装置を作ったり,
安全で安価に外来種ヤンバルトサカヤスデを
防除する方法を模索したり,
きっと1年生の皆さんは,発表を見て,
1年で多くの結果を出した先輩方に
驚いたのではないでしょうか。
発表の後,先輩方が
悲喜こもごもの試行錯誤のエピソードを話すと,
1年生から歓声が上がり,盛りあがりました。
最後に,1~2年でどんなことに気を付け,
どんな能力を養うべきかも話してくれました。先輩方,ありがとうございました。
1年生の皆さん,
楽しく充実した課題研究ができるよう,
BSで科学的な基礎力を培っていきましょう。2019年04月15日(月)
2年SRオリエンテーション
本日は2年理数科でSRのオリエンテーションが
行われました。
理数科は2年生になると,グループに分かれて
週2時間,課題研究を行います。
それがSR「サイエンスリサーチ」の授業です。
今日は
ラボノートの書き方について説明がありました。
ラボノートとは,実験ノートのことです。
科学者の卵として,正しい実験ノートの取り方は
覚えておくべき必須事項です。
論文発表や特許など,
根拠を求められたとき,記録が曖昧だったり,
改竄が可能な書き方だったりすると,
一気に信頼性が失われます。
本来,大学などで学ぶ内容ではありますが,
本校はこれまで論文発表を行ってきた班や
特許取得に関わってきた班もあります。
そのため,
正しい実験ノートの取り方の指導についても
力を入れています。
基本的な書き方
改竄をさせないための書き方
表やグラフにまとめる練習や
計算過程を明示し,算出した数値の論拠を明らかにする
などなど
多くのノウハウが先生から伝えられました。
生徒はさっそく,受け取ったラボノートに書き込んでいきます。
正しい書き方を心がけながら書きます。このラボノート月に1回チェックが入ります。
簡単にマスターできるノウハウではありませんが,
科学者はもちろん,ありとあらゆる分野の社会人としても
有益な能力です。
この1年間にしっかり身につけましょう。